NTT西日本の「フレッツスポット」サービスを MacOS X で使おうとすると、AirMac 上で、PPPoE が、使えないことがネックになります.
そのため、フレッツスポットは、MacOS9では、使えるのですが、MacOS X は、非対応となっています.
MacOSXhintsの記事「Using PPPoE with Airport in 10.3」によると plist ファイルを編集して、設定を変更すると MacOSX でも PPPoE が、AirMac 経由で使えるようになるらしいので、試してみました.
もし、自分のマシンで試される方は、あくまでも自己責任でお願いします.
【手順】
- root 権限を有効にする.
- ターミナルを起動する.
- (ターミナルで、次のコマンドを入力して)カレントディレクトリを移動
cd /System/Library/PreferencePanes/Network.prefPane/contents/Resources
- (ターミナルで、次のコマンドを入力して)設定ファイルを念のためバックアップ
sudo cp SectionList.plist SectionList.plist.org
パスワードを 聞かれるので、管理者アカウント(not root)のパスワードを入力してください.
- エディタで、「SectionList.plist」を 開く.うちでは、 vi を使って、ターミナル上で、編集しました.(デベロッパーツールが、インストールいれば、「Property List Editor」を使うのが、簡単かもしれません.)
sudo vi SectionList.plist
ファイル「SectionList.plist」から
“AirPort” = ( “AirPortSection”, “TCPIPSection”, “AppletalkSection”, “ProxySection” );
の行を探して、この行に「”PPPoESection”, 」を 挿入し、
“AirPort” = ( “AirPortSection”, “TCPIPSection”, “PPPoESection”, “AppletalkSection”, “ProxySection” );
に変更します.
- ファイル「SectionList.plist」を保存して、MacOS X を再起動する.
- 起動したら「システム環境設定」を開いて、「ネットワーク」の「AirMac」を選ぶと PPPoEの選択肢が出ていると思います.「PPPoE」が、表示されていたら、PPPoE が、AirMac 上で、使えるようになりました.
- 後は、NTTとプロバイダから送られてきた設定資料を見ながら AirMac と PPPoE の設定を 行います.
これで、MacOS X から フレッツスポット(標準プラン)に 問題なく接続できています.
Appleさん そろそろ正式に対応していただけませんか?
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